« コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(13) | トップページ | コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(15) »

コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(14)

【 無意識のうちの悪魔との契約(3) 】

北向き観音★

 まえに、ぼくはものごころついたときから、「神ちゃま大好き!」ってこと話したね。小さいときから、ひとりで空想、黙想するのが好きで、山や川や、美しい景色を見ては感動し、ほんとうに、「なにごとのおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」っていう、ちょっと変わった子供だったんだ。 

 小学校3年くらいのとき、学校の帰り道、子供たちが遊べる「児童館」ってのがあって、そこにいろんな本があるんだけど、「地獄」のことが書いてあったんだ。盗み、うそ、殺生etc、悪いことすると、死後、閻魔大王の前で裁きをうけ、地獄へ落ちちゃうって、恐ろしい絵がのってて、ぼくは恐怖に縛られちゃった。ハエ一匹殺しても、殺生したことになるから、どうしよう!って、真剣に悩んだ。

 やはり、同じころ(?)、子供たちのあいだで、「ノストラダムスの大予言」ってのが話題になっていて、「1999年7月に人類は滅びるんだって!」って言うんだ。ぼくは、まじめに「そうか、ぼくは38歳で死ぬんだ」って、やっぱり真剣に悩んだ。このとき、友だちが「死んだら、どうなる?」っていうんで、考えたんだけど、ぼくには「死んだら無になる」とは思えなかった。無意識のうちに、「霊魂の不滅」ってことを考えてたんだね。

 そして、小学校の5年生のころ、「UFO」ってのがはやった。「空飛ぶ円盤」ってやつだ。遠足かなんかで愛知県の森林公園へいったとき、ぼくは卵型の円盤を見た(?)。いま思うと、飛行機だったのかもしれないけど、当時、ぼくは「円盤見た!」って自慢していた。

 このへんから、子供にありがちな無垢な好奇心から、オカルト的な悪い好奇心への変化が始まっていたのかもしれない。

 中学生のとき、ユリ・ゲラーの「スプーン曲げ」が大流行した。ぼくも一生懸命やってみた。ちっとも曲がらなかったけど、「念ずる」って、オカルト的行為を実践したのは、これが初めてだったと思う。

 このころだね、悪魔のアタックが始まったのは。中学1年生のときだったと思う。異様にリアルな夢で、真っ赤に燃えさかる地獄の炎の上に、真っ黒な「餓鬼(がき)」みたいなやつがいて、糞尿みたいなものをむさぼり食っているんだ。そいつが、「おまえたちを呪ってやる!」ってくりかえすんだ。怖くって、目が覚めたんだけど、ほぼ同時に、隣の部屋にいた弟が駆け込んできて、「にいちゃん、怖いよう!」って、ぼくにしがみついてきたんだ。弟がこんなことするのは、後にも先にも、この時だけだったけれど、何か異様なことが起こってたのは確かだった。

 このあと、夜、神経がたかぶって、まったく眠れなくなった。

 ちょうど、先に書いた、「オナニー」「ミリタリー」の「無意識のうちの悪魔との契約」の時期と合致するんだね。ジャン・マリー神父に聞いたんだけど、「こっくりさん」みたいなオカルト的行為を実践すると、霊的な世界にチャンネルが開いて、悪魔からの攻撃をもろに受けるようになるんだって。

 いま、よくよく思い出してみると、小学校の高学年から中学校のはじめにかけて、ぼくは無意識のうちにオカルト的行為を実践しはじめたんだね。ユリ・ゲラーの「スプーン曲げ」の実践が、ぼくにとって最初の、オカルト的行為の実践による「無意識のうちの悪魔との契約」だったと思うよ。

 その後、「瞬間移動」「空中浮遊」「念力」っていうのが、具体的なぼくのあこがれの超能力だった。でも、中学生の時代には、まだ「うらみ」「憎しみ」という要素は、ほとんどなかったと思う。ドラエモンの「たけコプター」「どこでもドア」がほしい!ってレベルだったと思うよ。

 でもね、よく考えてみると、こっちの「オカルト的行為の実践」が、ぼくにとって最初の「無意識のうちの悪魔との契約」なんだから、これは軽々しくあつかっちゃいけない大問題なんだね。

 入り口は、みんなもやっている「気をおくる」「パワーをもらった」といった、よいことに思えること。でも、これを実行したそのときから、悪魔の霊力の支配下に、巧妙に取り込まれていくんだ。

「オカルト的行為の実践」が、どれほど深刻な事態をまねくか、高校時代以降のぼくの体験談は、次回、もっとくわしく書いていくけどね。

 はっきり言えることは、ぼくは他のだれよりも悪い、最低最悪の霊魂だということ! でもね、イエズス、マリアママ、ヨゼフパパ、すべての天使くん、聖人くんたちは、これほどひどいぼくのことを愛し、かばってくれているんだ。

 神ちゃまが、どんなにやさしいか、マリアママがいつもみんなのことを「ギュッ!」と抱きしめて愛しているか、知ってもらえたらうれしいよ!


« コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(13) | トップページ | コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(15) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/156227/45667583

この記事へのトラックバック一覧です: コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(14):

« コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(13) | トップページ | コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(15) »