« 識別について。− 聖母マリア様からのメッセージ | トップページ | コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(8) »

コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(8)

【  問題行動の数々…(3) 】

 さらにさかのぼって、幼少期のころを、できるだけ思い出してみよう。

 ものごころついたとき、一日のすべてが苦痛と不安と緊張でいっぱいだった。顔をあらうこと、服をきがえること、ごはんを食べること、歯をみがくこと。いつもガミガミ言われて、いつも泣いていた。掃除の音は恐怖そのものだ。いつ叱られるか、いつもびくびくしていた。夜8時、ふとんにはいって寝るときが、いちばんしあわせだった。

 おねしょは、小学校3年生までなおらなかった。何歳のころだったか、3歳か4歳くらいじゃなかったろうか、カレンダーに毎日バツ印がつけられていくんだ。「今度やったらゆるさないからね!」と毎日きびしくいわれた。でも、どうしても真夜中、ジョンジョリともらしてしまう。母に見つかるのがこわかったから、いっしょうけんめい寝巻きと布団をパタパタやって、かわかそうとする。そのうち母が見つけて、ガミガミはじまる。泣きべそかいて、とほうにくれて、嵐がすぎさるのを、ひたすら待った。

 よく思い出してみると、ものごころついたとき、すでにオナニー(自慰行為)をしていた。夜8時、ふとんにはいると、うつぶせになって、おちんちんをふとんにこすりけていた。そうすると、気持ちよくて、ほっとできた。幼児だから、エロいことは考えないし、射精もしないけど、行為はオナニーと同じなんだね。

 あと、ふとんのかどっこ(?)で手のひらをこちょこちょいじるくせがある。たぶん、赤ちゃんがお母さんの乳首で遊んでいることの名残じゃないかと思う。そして、頭からふとんをかぶって、雪国の雪ん子みたいなかっこうをしないと眠れない。寝相は悪く、一晩で5~6回転くらいはする。今でもこのくせはつづいている。

 寝つきはすごく悪い。なぜって、一日のうちいちばんしあわせな時間で、子猫かヒヨコになって、おかあさんの羽の下で、ぬくぬくとしあわせに眠る、っていうような、しあわせな空想にひたることができるからだ。

 なぜか、ぼくはものごころついたときから人見知りがはげしかった。大人であれ、子供であれ、知らない人々がくると、父と母のうしろにかくれた。両親が言うには、色白でとても「かわいい子」といわれ、お菓子とかいっぱいもらったらしいが、ぼくは人に会うのはいやだった。「絶対にいや!」だった。みんなに気に入られる「よい子」を演じなければならなかったから。

 父と母には、いつも「だっこ」「おんぶ」をせがんだ。されているあいだはいいけど、おろされると、ず~っと「だっこ」「おんぶ」をせがみつづけた。満足することを知らなかった。そして要求がみたされないと、泣いたり、すねたり、怒ったりを、ず~っとしていた。

 水を異常によく飲んだ。今でも毎日5~6リットルは軽く飲んでいる。水がないと、食事がのどを通らない。

 よその家や、外出先では、まったく飲食ができなくなった。トイレもひたすら我慢した。「おしっこしたい」「うんこしたい」が言えなかった。なぜかはわからない、どうしてもグッっとつまって、言えなくなってしまうんだ。毎年、夏休みのあいだ、約一ヶ月、新潟のおじいちゃん、おばあちゃんのところへ、母と弟と行くんだけど、その間、まったく食べれなくなって、いつもげっそりやせて帰ってきた。

 もうひとつ、かわったところは、ものごころついたときすでに、神様が大好きで、「のんのさま」「のんのさま」といっていたらしい。家はクリスチャンでも何でもなかったから、どんな神様なのかは、さっぱりわからなかったけれど、神様のことを思いめぐらすのは、ぼくのしあわせだった。

 名前のない神様。でも神ちゃまは、こんな小さいときから、ぼくとおはなししてくれて、やさしくみまもってくれていたんだね。マリアママの母性的なやさしい愛も感じていたよ。「マリアママ」って名前は知らなかったけれど、神ちゃまのようにやさしいお母さん、って感じだったね。だから、よけい、ふとんにはいって寝るときが、いちばんしあわせなときだったよ。


« 識別について。− 聖母マリア様からのメッセージ | トップページ | コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(8) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/156227/44889308

この記事へのトラックバック一覧です: コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(8):

« 識別について。− 聖母マリア様からのメッセージ | トップページ | コルベ・マリー阿部哲朗の告白録(8) »